肩が重い、首の付け根が張る……。 そんなとき、つい肩を揉んでいませんか? 揉んだ直後は楽になるのに、数時間後にはまた元通り。「私の肩こり、しつこすぎない?」と感じる方もいるかもしれません。 実は、肩がつらいからといって、原因が肩だけにあるとは限りません。 今回は、ストレッチトレーナーの視点から、肩こりを繰り返す理由と自宅でできるケアをご紹介します! 1. 肩こりは肩だけの問題じゃない? 首や肩の周辺には、僧帽筋や肩甲挙筋など、頭や首を支えたり、肩甲骨を動かしたりする筋肉があります。 デスクワークで頭が前に出たり、腕を前に伸ばした姿勢が長時間続いたりすると、首や肩に負担がかかることがあります。 さらに、胸まわりや背中の動き、肩甲骨の使い方も関係する場合があります。 つまり、肩がつらいときは、肩だけでなく、首・胸・背中・肩甲骨の動きにも目を向けることが大切なのです。 もちろん、肩こりの原因は人それぞれ。姿勢だけで原因を決めつけることはできません。 2. 揉んでも、また戻るのはなぜ? マッサージで一時的に楽になっても、普段の生活習慣が変わらなければ、再び負担がかかることがあります。 例えば、肩を揉んで楽になっても、その後ずっと同じ姿勢でパソコン作業を続けていたらどうでしょう? 大切なのは、つらいときのケアだけでなく、日常の体の使い方も見直すことです。 3. 今日からできる簡単セルフケア ① 肩をすくめてストンと下ろす 両肩をゆっくり耳に近づけ、息を吐きながら力を抜いて下ろします。5回ほど繰り返しましょう。 ② 胸の前を開く 両手を体の後ろで軽く組み、胸の前が心地よく伸びるところで15〜20秒キープ。腰を反らしすぎないようにします。 ③ 肩甲骨を動かす 肘を軽く曲げて後ろへ引き、肩甲骨が背中の中央に近づく感覚を意識します。ゆっくり5〜10回行いましょう。 どれも痛みのない範囲で、呼吸を止めずに行ってください。 4. 実は、こまめに動くことも大切! 肩こり対策は、ストレッチだけではありません。 仕事の合間に立ち上がる、少し歩く、パソコンの画面や椅子の高さを調整するなど、小さな工夫も取り入れてみましょう。 同じ姿勢を長時間続けないことも、セルフケアのひとつです。 肩の痛みが長く続く、しびれや力の入りにくさがある場合は、医療機関に相談してください。 まとめ 肩がつらいときこそ、肩だけでなく、体全体に目を向けてみましょう。 強く揉むことや、痛いほど伸ばすことが正解とは限りません。 大切なのは、自分の体の状態を知り、無理のないケアを続けること。 今日から、仕事の合間に少しだけ体を動かしてみませんか? 皆さんは肩こりが気になったとき、まず何をしていますか?ぜひコメントで教えてください!

