ストレッチには様々な種類があり、その人の体や状態、目的に応じて行う種類 が変わってきます。主に皆さんが行うのがスタティックストレッチと呼ばれる 静的ストレッチになります。これは怪我の恐れが低く、体力が弱ってしまった方でも 行うことができ、痛みの不調のケアにも効果的です。 今回は、ストレッチの種類とその特徴をご紹介いたします。 1:スタティックストレッチ 反動を使わずゆっくり関節を動かしながら筋肉を伸ばすストレッチになります。 適度な伸び感で一定時間、同じ体勢を保持するのが特徴です。 一般的なよくストレッチ、と呼ばれるものがこちらのストレッチになります。 ただし過剰に伸ばしすぎると伸張反射を起こしがちです。 2:PNFストレッチ 固有受容性神経筋促通法。 リハビリの一部として筋緊張や筋活動のそうかした筋肉を緩ませるために 考えられたストレッチです。柔軟性を高める方法としても効果的ですが パートナーが必要なので実用的ではありません。 3:バリスティックストレッチ 一般的にはタブーとされている反動を使ったストレッチです。 アスリートのパフォーマンスUP向上を目的とした動作前のウォーミングアップに 適しています。血流を促して体温向上の効果は期待できますが、反動を使うため 筋や腱に負担がかかるため、一般の方にはお勧めしません。 またスタティックストレッチのような筋肉を弛緩させるような効果も期待できません。 4:ダイナミックストレッチ 関節を大きく動かすことで、筋肉の伸張と収縮を繰り返すストレッチで ウォーミングアップとトレーニングの特養を兼ね備えています。 伸張反射に関わる神経回路を適度に興奮させて筋肉の収縮を促します。 5:パートナーストレッチ パートナーが動きをサポートする他動的な静的ストレッチです。 柔軟性が低い方や脱力が苦手な方は、パートナーに身を委ねて行えるので 一番効果的です。受け手は何も力を使わずにリラックスした状態で最大可動域まで 伸ばすことができるのが特徴的です。当店ではこちらのストレッチを行なっております。