物理的、化学的ストレスは、さらに以下の4つに分類される。 ① 一つ目は物理的ストレス 強い筋張力の発揮 筋肉が強い筋張力を発揮すると、 それ自体が筋肉にとってストレスとなり、 筋肥大を促すシグナルとなる。 そのメカニズムに 「速筋線維」 の動員が関係している。 筋肉を構成する筋線維には、 瞬発系の速筋線維と、 持久系の遅筋線維があり、 速筋線維のほうが筋肥大しやすい性質をもつ。 しかし、 人間の身体は 筋張力を発揮する際、 遅筋線維から動員する性質がある ので、速筋線維まで動員するには、 筋肉に強い力を発揮させる必要がある。 筋トレによって筋肥大効果を得るためには、 筋肉に大きな負荷を与えて速筋線維を動員させる 事がポイントの1つとなる。