ストレッチを頑張っていてもなかなか柔軟性が上がらず困っている方が 一度は思ったことがあるはず。ストレッチで体は本当に柔らかくなるの?? 今回はストレッチで体が柔らかくなる理由をご紹介いたします! 1:筋肉と腱の伸張 ストレッチを行うと、筋肉とそれを支える腱が引き伸ばされます。 通常、筋肉は収縮した状態が続くと硬くなり、柔軟性が低下しますが、 ストレッチをすることで筋肉が引き伸ばされ、その結果として筋繊維が柔軟性を取り戻します。 これにより、体の動きがスムーズになり、柔軟性が増します。 2:筋膜のリリース 筋肉を包む「筋膜」と呼ばれる薄い膜も、ストレッチで伸びます。 筋膜が硬くなると筋肉の柔軟性が制限されますが、ストレッチを行うと筋膜がリリース(解放) され、筋肉の自由な動きが可能になります。これによって、筋肉の硬直が改善され、 柔らかく感じるようになります。 3:関節の可動域の拡大 関節周りの筋肉や腱をストレッチすることで、関節の動く範囲(可動域)が広がります。 関節が柔軟に動けるようになると、筋肉もより伸びやすくなり、体全体の柔軟性が向上します。 4:神経系の適応 ストレッチを続けると、体が「これだけ伸ばしても大丈夫」という信号を神経系に 送るようになります。最初は筋肉や腱が伸びることに対して防御的に硬直することが ありますが、徐々に筋肉や腱が伸びることに慣れることで、神経系がストレッチに適応し、 筋肉がよりリラックスして柔らかくなります。 5:血流促進 ストレッチを行うと、血流が改善され、筋肉に酸素や栄養が行き渡りやすくなります。 これにより、筋肉がこわばらずに柔らかく保たれます。 また、老廃物が流れやすくなり、筋肉の疲労回復も促進されます。 6:持続的な変化 ストレッチを継続的に行うことで、筋肉や腱、関節が持続的に伸びやすくなります。 短期間で柔軟性を上げることは難しいですが、継続することで徐々に体がストレッチに適応し 筋肉の長さや柔軟性が恒常的に改善されます。 ストレッチを行うことで、筋肉や腱、筋膜、神経系、血流が改善され、体が柔らかくなります。 これらの要素が組み合わさることで、柔軟性が向上し、体の動きがスムーズになります。 毎日のセルフケアを是非頑張って継続してみましょう!