今年も残り2週間を切りました。 今日都市部で初雪が観測されたところもありどんどん寒い日が続いていますね。 寒くなると体が硬く、動くが悪くなってきますが、今回は、寒くなると体が硬くなる理由 についてお話ししていきます。 1:筋肉が収縮する 寒い環境では、体温を保つために筋肉が自然と収縮します。 この反応は「筋緊張」と呼ばれ、体を小刻みに震わせる(シバリング)ことで熱を生み出そう とする仕組みの一部です。しかし、筋肉が緊張し続けると硬さやこわばりを感じやすくなります。 2:血流が悪化する 寒さにより血管が収縮し、血流が滞りやすくなります。 血液が筋肉や関節に十分に供給されなくなると、筋肉が酸素不足に陥り、 柔軟性が低下して硬く感じられるようになります。 3:体温維持の優先による柔軟性の低下 寒さに対する防御反応として、体は重要な臓器を守るために血液を内臓に集中させ、 手足や筋肉への血流を減らします。この結果、筋肉や関節が冷えて硬直しやすくなります。 4:姿勢の変化 寒さを感じると、体を丸めたり縮こまったりして熱を逃がさないような姿勢を取りがちです。 このような姿勢が続くと、特定の筋肉や関節が過度に緊張し、硬さを感じる原因になります。 5:乾燥の影響 冬は乾燥した環境になることが多く、筋肉や関節周囲の結合組織(筋膜など) が潤いを失い、硬く感じられることがあります。 これらの対策は以下の通りです♪ ・体を温める:暖かい服装やお風呂で体を温める。 ・適度な運動:ウォーキングやストレッチで血流を促進する。 ・水分補給:冬でも水分を適切に摂取して筋肉や関節の潤いを保つ。 ・マッサージや筋膜リリース:筋肉の緊張を解きほぐす。 寒さに伴う体の硬さは自然な反応ですが、日々のケアで予防しやすくなります。 寒さに負けない体つくりを行いましょう!